塩田 義人
営業本部 大阪支店 営業第3部
2010年入社
工学部 生物応用工学科卒
2010年(1年目)
東京支店 合成樹脂事業部
2014年(5年目)
営業本部 大阪支店 営業第3部
MY WORK
私のオー・ジーでの仕事
国内の顧客に対し、合成の原料や添加剤を販売しています。モノづくりをする会社では、人件費などの諸費用を含んだ形で原価を計算します。しかし、原料の価格は、原油価格、市場の需給などによって日々変動します。そのため、常にアンテナを張り巡らせ、掴んだ情報をいち早く顧客に伝えることが必要です。顧客の製造・運営を円滑にするパートナーとして、原料動向だけでなく、市場動向や新しい技術、材料の情報収集などにも励んでいます。顧客のさらなる発展を後押しする存在となるべく、日々、営業活動を行っています。
大学では有機化学を専攻しており、漠然と化学に携わる職種を意識していました。最初は「化学品=工場で使用される薬品」というイメージでしたが、企業研究を進めるうちに、化学品は姿・形を変えて、身の周りに溢れているということに気付き、多様な化学品に関われるオー・ジーに興味を持ちました。また、先輩社員との座談会の際、歴史を守りながらも新しいビジネスに挑戦している姿に触れ、自分もその一員になりたいと感じたのも入社を決めた大きな理由です。
営業の醍醐味は、紹介した材料が採用されることだと思います。そのために私は特に、顧客の研究部門と接点を持つように心掛けています。研究部門はその会社のコアとなる技術や、次の柱となる新たな技術の開発に取り組んでいますので、研究部門を見ることが、今後の事業展開を推測するヒントになるんです。そうやって自分自身が顧客や業界について勉強し、依頼に真摯に取り組んだ結果が“材料の採用”につながれば最高ですよね。
ポリエステルエラストマー樹脂を材料とした透湿防水フィルムの開発に参加した時の話です。今までにないものを作り出す作業のため、材料開発、製造、品質追求、販売先探索と多くの課題がありました。製品を世に送り出すまでの道のりは決して楽ではありませんでしたが、それでも成し遂げられたのは、各自が自分の得意分野で最大限の能力を発揮したから。1人の力を組織として活かせるチームワークこそが、オー・ジーの強みだと思います。
透湿防水フィルムの開発の際、共同開発をしていた外部メーカーの研究所で研修を受けたのですが、商社のオー・ジーとモノづくりメーカーでは、化学品に対する考え方が違うことに驚きました。この経験後、顧客が求めているもの、伝えるべきものがより分かるようになりましたし、以前より顧客からよい反応を得られるようになりました。今後も、社内でさまざまな経験を積み、自らが中心となってモノづくりを推し進められる営業マンになりたいと考えています。
一口に化学品専門商社と言っても、顧客の分野は多岐に渡り、営業も得意分野が分かれます。私は転勤で担当する顧客の分野が大きく変わったのですが、新たな顧客に、私の得意分野の需要があると気づいたんです。それを前担当者に伝えると、「それ面白いな!」と同意してくれ、それまで培ってきた人脈・知識を総動員してバックアップしてくれました。新たなチャレンジに対し、一緒に可能性を探し、やりがいを糧にともに取り組んでくれる仲間がいる。オー・ジーはそんな会社です。
※掲載されている情報は、取材当時のものです。