若手から活躍できる環境で
女性ならではの視点を活かし、
自らと会社の成長に貢献したい。
企業として今以上の幅広い事業や新たな分野を開拓するには、働く社員たちにも従来とは違った視点が必要になります。オー・ジーでは、さらなる成長とその実現のために、女性の営業職も積極的に採用しています。化学品の専門商社というフィールドでは、女性ならではの視点をどう活かすことが出来るのか? また、これからのオー・ジーの女性総合職のロールモデルとなる社員たちは、どのような想いで仕事に向き合っているのか? 入社3年目の同期社員4人にホンネを聞きました。
● 大谷 麻祐子
Mayuko Otani
営業本部東京支店営業第4部
2017年入社
人間環境学部 人間環境学科卒
大学では人間と社会環境について学び、卒論では江戸時代の生活環境を研究。就職活動では自分で企画・提案ができる営業職を軸に商社を中心に回る。入社後は幅広い商材を扱う東京支店営業第4部に配属され、その中で主に食品業界を担当。食品添加物や食品原料の販売を担当している。
● 谷 明希子
Akiko Tani
企画開発本部機能化学推進部
2017年入社
理工学部 応用化学科卒
大学では医薬品への応用を目的とした界面活性剤の基礎研究を行う。就職活動では当初、化学品メーカーを中心に回っていたが、自社製品以外の商品にも幅広く携われる化学品の専門商社にも魅力を感じ、オー・ジーに入社。現在、機能化学推進部に所属し、海外メーカーと協力し、化学品の開発から製造、貿易までのトータルサポートを行っている。
● 舘野 悠
Haruka Tateno
企画開発本部事業開発部
2017年入社
国際政治経済学部 国際経済学科卒
大学では国際経済を学ぶ。就職活動ではモノづくりを通して、発展途上国の経済成長や生活向上に役立つ仕事がしたいと、メーカーや商社を中心に回る。現在、事業開発部に所属し、新規事業の創出や建材分野のさらなる拡大を目指した活動を行っている。
● 大塚 葵
Aoi Otsuka
営業本部大阪支店営業第3部
2017年入社
工学研究科 バイオ環境化学専攻修了
大学院ではバイオ化学を専攻し、触媒の研究を行う。就職活動当初は研究職も目指したが、商社でも自分の知識を活かして活躍できるフィールドがあると知り、化学品専門商社を目指すようになる。入社後、大阪支店営業第3部に配属され、精密化学品において、主に生活産業関連のユーザーに対し原料販売を行っている。
大谷 就職活動時、私は自分で企画・提案ができる営業職を軸に幅広く業界や会社を回りました。その中で商社は扱う商品が決まっておらず、企画・提案する自由度が高い点に大きな魅力を感じるようになったのですが、みなさんはどうですか?
谷 私は化学出身ですので、最初は化学品メーカーを中心に就職活動をしていたのですが、一つの商品に縛られない幅広い商材を扱う商社に魅力を感じ、化学品専門商社に興味をもちました。
舘野 私は世界をフィールドに付加価値や豊かさを提供する仕事がしたいという漠然とした思いから、当初は主にメーカー中心に就職活動をしていました。正直、商社は男社会というイメージがあり、あまり関心がなかったかも…(笑)。でも、就職活動でさまざまな仕事を知る中で、型にとらわれずに自由な提案ができる商社の仕事も面白そうと意識するようになりました。
大塚 私も谷さんと同じように化学出身なので、最初に目指していたのはメーカーの研究職です。でも、メーカーだと自分のところの製品にしか携われないですし、商社であれば幅広い商品に関わり、それぞれの化学製品について学べると思ったのが、化学品専門商社に関心を抱いたきっかけです。人々の生活に不可欠な製品に関わり、より良い原料を提案することで、製品の付加価値を高めていくことができる点にも大きな意義を感じました。
舘野 私はずばり、女性総合職の必要性を一番強く感じたからです。就職活動を通じて、現状の女性総合職の割合は決して多くはないですが、女性総合職の採用を継続的かつ積極的に行っていきたい、というお話を聞いて、オー・ジーが一番自分を必要としてくれている会社だなと感じました。
大塚 会社に女性総合職を歓迎する雰囲気があるかどうか、というのは決め手の一つになりますよね。私も選考の中でそうした空気を感じられたから、オー・ジーは女性でも貢献できる会社だなと思うことができました。
谷 あと、社員座談会などで先輩社員の方々のお話を聞いて、自分のやる気次第で若手でも活躍できる、自由度の高い風土を感じました。
大谷 私も社員座談会や人事部の方の対応を通して、アットホームな雰囲気や社員同士の仲の良さ、若手でもチャレンジできる風土を感じたのが、最終的に入社を決めた理由です。そのあたりは私たちだけでなく、同期のみんなにも共通していますね。
谷 私は想像以上に先輩・後輩、上司との距離が近いことに驚きました。仕事が終わって飲みに行くこともよくありますし、上の役職の方が若手社員に気さくに話しかけてくれるのもありがたいです。入社1年目の頃は上下の繋がりの濃さにびっくりしたことを覚えています。
舘野 確かに、若手だけではなく、ベテランの先輩方との距離は近いですよね。入社1、2年目は仕事で分からないこともたくさんありましたが、みなさん気さくに相談に乗ってくれるので、助けられてばっかりだった記憶があります(笑)。
大谷 総合職として男性社員と同じ仕事をする以上、当然扱いも同じだと覚悟して入社したのですが、最初は女性が入りやすい業界を中心に担当させていただくなど、いい意味で配慮してもらえて、とても仕事に入りやすかったです。
大塚 教育係の先輩社員だけではなく、先輩たちのほとんどが仕事について熱心に指導してくれるよね。若手を大事にしてくれている風通しのいい環境ってこういうことなんだな、って感じます。
舘野 確かに、オー・ジーには「出る杭は伸ばせ」という考え方がありますね。若手の意見を抑えるのではなく、その意見を尊重し、伸ばすためのフォローをしてくれる。私の部署はチームで仕事をすることが多いのですが、入社1年目の時でも、会議の席で私の意見をきちんと聞いてくれ、それに対してフィードバックをしてくれたのがとても印象的でした。
大谷 先輩にはよく「答えは一つではない。自分で考えることが大切」と言われます。個々の意見を尊重するということは、先輩からのアドバイスを踏まえた上で、答えは自分で出さなくてはいけない。でもだからこそ、責任感のある面白い仕事ができるし、自分の成長にも繋げられているのかなと思えますね。
谷 若手にどんどんチャレンジさせるという点も、入社時に聞いていたイメージ以上でした。私の部署は海外メーカーとの関わりが深いのですが、入社1年目に「インドに行って、こういった調査をしてきてほしい」と業務を頼まれたときはさすがに驚きました(笑)。仕事の量や内容では、先輩社員にはとてもおよびませんが、やはり1年目から海外出張ができるというのは自分にとって大きな経験になります。その後も、何度か海外出張を経験させてもらっていますが、そのたびにグローバルな視点で仕事に携われていると感じられますし、やりがいにも繋がっていますね。
大塚 社内では男女間のギャップはまったく感じませんが、業界的にはまだまだ女性総合職の方が少ないと感じますね。入社1年目の頃、電話に出た際に女性は事務職というイメージがあるのか、「営業担当者の方をお願いします」と言われたことがありました(笑)。
谷 確かに、業界全体で見るとまだまだ少ないですね(笑)。メーカーの営業・製造現場を訪問する際も、国内外問わず男性の割合のほうが大分多い印象を受けます。
大谷 私が担当している食品業界は比較的女性の方は多いですが、全体的にはまだまだ少ない印象です。そんな中、オー・ジーでは、同期の私たちが4名、さらに1つ下の年次にも4名、もうすぐ入社する新入社員にも女性が4名いて、社内の女性総合職はどんどん増えています。そういった意味でも私たちの役割って大きいですよね。
谷 私は今、海外メーカーと関わる部署にいますので、まずはここでしか得られない経験や知識を吸収したいと思っています。以前、誰もが知っているグローバル規模の大手衣料メーカーの製品開発にオー・ジーが関わった話を聞いたことがあるのですが、私も将来は人々の暮らしに役立つ付加価値の高い原料の開発や提供に関わるような、夢のある仕事がしたいと思っています。みなさんはどうですか?
大塚 化粧品分野に関しては、新たな提案ができる余地がたくさんあるので、自社の強みを活かした価値の提供を通じて化粧品分野のパイオニアになりたいですね。オー・ジーにはそれが可能になる知見やノウハウがありますし、そうした挑戦を通して会社を成長させていきたいと思っています。
舘野 確かに、女性が強みを発揮できる分野はまだまだ多くありますよね。例えば、化粧品や日用品、パーソナルケア分野など、女性ならではの観点で商材開発もできるはず。私はいま新規事業の創出に向けて、さまざまなプロジェクトに関わっていますので、そうしたプロジェクトを進めるリーダーの存在を目指したいと思っています。
大谷 私は具体的なイメージはまだ湧いていないのですが、まずは幅広い経験を通じてさまざまな知識を吸収したいですね。そして、いずれは自分から企画・提案できるような営業担当者になりたいと思っています。
最後に、学生のみなさんへのメッセージをお願いします。
大谷 人によって大事にしていることは異なるので、自分が働く上で大事にしたいことは何かをよく考えて、自分に合うと思える会社を選んでください。いろいろな会社を見て、その答えがオー・ジーで働くことと思っていただければ嬉しいです。
大塚 オー・ジーはやる気のある人間を全力でサポートしてくれる会社なので、安心して自由に仕事をすることができます。オー・ジーを目指している学生のみなさんが、後輩になる日を楽しみにしています。
谷 性別や専攻にとらわれることがなく、若手から多くのチャレンジができる環境だからこその面白さがオー・ジーには詰まっています。オー・ジーに魅力を感じたみなさんと共に、日々奮闘し成長していけたらと思います。
舘野 オー・ジーは2023年に創立100周年を迎えるのですが、その中で「グローバル化」や「ビジネスモデルの変革」などのビジョンを掲げています。未来のオー・ジーを担う一員として、それらのビジョンの実現に貢献できるよう、私たちも切磋琢磨していきたいですね。オー・ジーは、やりたいと思ったことをサポートしてくれる会社です。後輩のみなさんとオー・ジーで一緒に働ける日を心待ちにしています。